私がこの仕事に巡り合えたのは、1人の独身の男性からの言葉でした。
彼とは仕事で同じ課であったり、家が近いことや、両親をなくされていたので
私を親みたいに思ってくれてました。
ある飲み会の時に、冗談で「日高さん、僕いま誰ともお付き合いしてないので、
どなたか紹介してくれませんか?」と言われました。
「私の知っている方で独身の人は、年がいっているけどな~」
仕方なく少し年上の方を紹介して、お付き合いしていましたが、
彼女が「彼とは年が離れているから、若い人とお付き合いしたほうがいいよね、
あの方はいい方だから可哀相です!」と断わられました。
それから私がフルタイムの仕事を辞めて、ゆっくりしているときに
彼から相談したいことがあるので、会ってくれませんかと連絡が来たのです。
「日高さん、結婚相談所って、どんなとこか知ってますか?」と彼。
「私は知らないけど、ネットで調べて、また連絡するわ」と私。
早速ネットで調べてみると、なんとまあ沢山あって、正直びっくりしました。
調べていくうちに仲人業という聞きなれない言葉に出会い、
どんなことをするのか?とても興味が湧き、いろんなところから資料を取り寄せました。
仲人業とは昔の近所のおばさんがよく言っていた
「こんな人がいるけど、お見合いしな~い?」って
そういうことなんだと、そういえば私も若い頃よく今の合コンみたいな、
旦那さんの会社の仲間と私の銀行の仲間と、何処かへ遊びに行ったりしてたな~と。
ハタと気がついて、私が仲人業して彼を結婚させてみよう!!
それからどこに所属すればいいのか、また模索し始めました。
東京にも行ったし、大阪で開業している相談所にも訪問したりと頑張って見つけました。
調べるのに3ヶ月かかって、日本仲人協会の養成講座(2日間)に参加して、
やっと仲人業のはじまりです。
始めた時にクリスマスパーティがあって、彼をそこに参加させました。
パーティではお付き合いが始まらず、のちに本部からのお申込の方とお見合いをして、
なんとその方と結婚が決まったのです!! 私の第一号の会員で、第一号の成婚者です!!
そのときに右も左も分からない私を本部の方が、仲人業をみを持って教えてくれました。
彼も幸せになったけれど、私も今までに経験のない嬉しい喜びを味わうことが出来、
仲人業を私のライフワークにしようと決心したのです!!