ひとりの男性に、日にちは違えどふたりの女性がお見合いをした。
再婚の男性に、再婚の女性
「彼は前の奥さんがすごく金遣いが荒い方だったみたいで、今度はもう少し節約家の方を希望します。って言われました。まだ人柄も分からないのに現実的な話をされてちょっと不愉快でした。お断りしたいと思います。」
再婚の男性に、初婚の女性
「彼は前の奥さんがすごく金遣いが荒い方だったみたいで、今度はもう少し節約家の方を希望します。って言われました。でも、とても正直に私にお話されたのは、真剣に私と向き合ってもらっているのかなと思ったので、もう一度お会いします。」
その後、2回目お会いしたご報告。
「前の奥さんのお話はやめていただけますか?とやんわり言いました。彼は理解してくれて、次回からはデートの費用を◯◯円渡されて、これがなくなったらまた言ってください。と言われて、彼がケチではなかったことが分かって良かったです。でも私も働いているので彼の分だけ使ってますが(笑)今のところ居心地がいいのでこのまま様子を見ます。」
お見合いで、同じことを話ししたのに、この違いはなんでしょうかね。
前者の方が悪いと言っているのではなく。。。
前者の方がもう一度お会いしても、最初の印象が強すぎて結局お断りになったでしょうね。
相性の問題ももちろんあると思います。
ただ後者の方は少しいいところを見つけて自分とどう向き合えるかどうかを考えたのだと思う。
以前に卒業された女性が言った言葉。
「相談所に入って活動するということは、人間観察のお稽古をしているようなものですね(笑)
いろんな人と会えるし、私もお相手にどのように写っているのかを聞けばわかります。
人に対してのマナーも反面教師みたいにお相手を見てわかります。
お相手をちゃんと見ると自分と同じことをしていることも観察できます。
なにが嫌なのか、もう一度会ってから確かめてからでも遅くないとわかりました。
結婚して思うことですが、もっと貪欲にちゃんと向き合っても良かったのにと(笑)
恥をかいても気にしない、挽回は出来るものです。」
結婚したから言えるのかもしれませんね(笑)