今、万年筆がブームになっているそうです。
パイロット万年筆「カクノ」
パイロットは、「万年筆が欲しい、と考えている人が最も多い世代は、意外にも20代でした。若い人が抱く万年筆のイメージは、オシャレ。肯定的なんです。ところが購入していない。理由は、価格と、使い方がわからないことにありました」とアンケートの結果が出たそうです。
今は美文字ブーム。文字は人柄を表わすとかで、「美しい文字」は女子力アップの強力アイテム。「万年筆を使うと字がうまく書けそう」と考える女性も多いとか。
世はデジタル化によって、手書きの機会も時間も激減してしまった。それがむしろ、「書くこと」へのこだわりを生み出した。コスト削減の折、会社から支給される事務用品も減ってしまった。だが、それがかえって、「自分で買うのならばこだわって選びたい」という欲求に火をつけ、万年筆への関心が高まっていったそうです。
商品と結婚とは違いがあるけれど。。。
結婚相談所でも、同じようなことが起きています。
会社組織が相談業に参入してきているのも、デジタル化でお相手のプロフィールを見て選ぶことが簡単に出来るようになってきたこともあるようです。
会員さん一人一人のお世話も分業制になってきている。
私も仲人業を始業した時は、こんな人にはこんな人がいいのではと、昔ながらのお節介おばさんを実践していましたが、自分の伴侶は自分で選びたいと現在のデジタル化が多く利用されるようになった。
しかし、自分で選んだ人に選んでもらえないことが多くなってきた。それは、お見合いではやはり条件が先になるからでしょうか。
それで、仲人さんの釣書交換会が見直されてきているようです。
自分の会員さんの印象や生活ぶりを仲人さんが言い合い、それに合う方を探します。
仲人としては、手間隙かかる活動ですが、これが案外成婚に結びつくのです。
仲人業本来の仕事です。
そのためにも、会員さんとのコミュニケーションを大事にしなくては!と思う今日でした(^^)