36歳で再スタートを切った彼女は、私にとっても思い出深い存在。派遣時代から知り合いで、最初の結婚式にも参列した仲でした。離婚後は病気も抱えていましたが、持ち前の「オトコマエ」な性格と可愛らしさで、婚活に再挑戦。
ある日、私と食事するために立ち寄ったホテルで、偶然京都の仲人さんをご紹介できたことが大きな転機に。そこから複数のお申し込みがあり、再婚・子どもありの彼とのご縁に発展しました。
実はその前に、別の男性と両家顔合わせまで進んでいたのですが、彼女の不安を先方仲人さんと共有し「このご縁は壊しましょう」と判断。無理に進めていたら再び心身に負担を抱えていたかもしれません。
その後の彼女は「今はとても幸せです。あのご縁を壊していただき感謝しています」と言ってくれました。毎年の年賀状には「幸せにやってます♪」のひと言。
仲人として、“結ぶだけではなく、壊す勇気”もまた大切だと実感したご縁でした。